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CSR
杜と人を繋ぐ活動
この地に住み始めて 750 年、たたら製鉄を生業としてから 550年、⾧年にわたり山の恩恵に授かり現在の暮らしを築いてきた我々だからこそ、健全な地球環境を次世代に繋いでいくために、山と人を繋ぎ、この豊かな自然環境を守る取り組みを行っています。
山のおかげサマー
毎年1回、たくさんのご家族を山に招き、林業体験や里山ウォーク、木工教室や川遊びなどといった自然体験の機会を作っています。
園児から小学生まで、それぞれ興味のあるコースに分かれて、学びや遊びを通して思いっきり自然を満喫します。
山や川、海などの自然環境を大切にする心を育むためには、幼いころからのたくさんの自然体験が必要だと考えます。
まずは自然の中で遊び、ふれあうことから始めましょう!
キャンドルナイト
2020 年より開催している里山での「キャンドルナイトイベント」。
田部家土蔵群から吉田本通りをキャンドルで彩り幻想的な空間を演出しています。
田部家旧邸宅跡ではコンサートや田部家伝統の餅つきなどのイベントも開催しました!
子供から大人までたくさんの地域の方々にご協力いただき、毎回たくさんの方々に訪れていただいています。
毎年多くの雪が積もる吉田の地。本来は雪景色の中でのイベントを期待しているのですが、未だ雪に恵まれていません。
次回こそは雪の中の神秘的なキャンドルナイトになるかもしれません。
海と日本プロジェクト!
ワークショップ
6月6日、田部グループ主催で、海と日本プロジェクト「杜と海の繋がりを知るワークショップ」を開催いたしました!
4歳から小学6年生までの子供たち15人と保護者の方にご参加いただき、午前中は海のことや杜のことについて、講師の先生をお招きし実験などを交えながらたくさんのことを学習しました。杜と海の繋がりについて学んだ子供たちからは、「ゴミを少なくしたい」「山や川に物を捨てない」など、たくさんの意見が上がりました。大人も意識を高めないといけませんね。
午後からは、木を使った木工体験!木のプレートにクジラを描いたり、木のブロックで動物やロボットを作ったり、個性豊かな素敵な作品がたくさん完成しました!子供たちの創造力にはいつも驚かされます!
その他にも、司会のゆーきお兄さんのマジックに驚いたり、TSKさんいん中央テレビのスタジオを見学したりと、普段は
なかなか体験できないことにみなさん大満足のワークショップとなりました!
出雲大社遷宮の杜
2021年6月20日、雲南市吉田町の田部家において、「出雲大社遷宮の杜」の調印式が執り行われました。
平成20年から行われた平成の大遷宮の際に、屋根の葺き替えに必要となる「檜皮」は全国各地から集められ、県産のものはほとんどありませんでした。調達は決して容易なものではなく、今後の遷宮でも檜皮の大量確保が課題となっていました。
そのような中、出雲大社の総代を務める田部家25代当主田部長右衛門は、遷宮に使用される材は出来る限り県内で担うべきと考え、今後の遷宮に使用される檜皮の無償提供を申し出ました。
この想いは千家宮司様にもご理解いただき、2018年5月には檜皮を育成する山を現地視察いただき、双方の思いを確認し協定書を取り交わすこととなりました。
檜皮は、100年生から300年生の桧から採取され、荒皮を13年間隔で繰り返し剥いでいくと、品質が高く収量の多い黒皮になります。
今後、株式会社田部では、所有する桧の山を「出雲大社遷宮の杜」と定め保全し、檜皮採取のための山として育成して参ります。